1981年の耐震基準大改正

日本では建築物に耐震基準を設けています。地震が多い国ならではの制度と言えるでしょう。しかし、耐震基準は昔から一定ではありませんでした。日本は何度も大地震に見舞われてきましたよね。これらの大地震が発生した後は、何度も基準が見直され、改正を繰り返してきたという歴史があります。中でも大きく改正が行われたのは、1981年のことです。1978年に宮城県沖地震という大地震が発生しました。M7.4だったとされるこの地震では、多くの建物が倒壊しました。半壊も合わせると7400もの建築物が被害にあったとされています。この大地震をきっかけに、耐震基準は大きく見直されることになりました。1981年以降の耐震基準は、「新耐震基準」と呼ばれています。

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新耐震基準とは

新耐震基準は大きな揺れでも、建築物の被害が少ないように新しく改正された耐震基準です。震度5強の地震では軽度の損傷を負う程度、震度6強から7強の地震では建物に傷はついても倒壊は防げるものと定められています。つまり、この新耐震基準によって建てられた建築物は、大きな揺れの地震であっても損傷を負いにくいということになります。マンションやアパートを選ぶ時には、建てられた年月にも注目しましょう。新耐震基準が施行されたのは、1981年の6月からです。この日以降に建てられた建築物であれば、旧耐震基準の建物と比べて安全と言えるでしょう。ただし、工事期間がずれた建築物については、1981年以降であっても、適用されていないこともあります。心配であれば、管理会社に確認することをお薦めします。

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